コラム

土地と建築をつなげる

「土地と建築のつながり」って何でしょうか。

不動産を扱う立場から紹介するこの考え方は、建築設計や不動産取引の実務で使う専門技術や知識を伝えることでも、知識を提供することを目的にしたものでもありません。これからの不動産業界の在り方、意識を変えていくことで、「土地」と「建築」のつながりを創っていくことであり、これが「街づくり」です。


不動産流通の改善すべき課題として、土地と家づくりとファイナンスの関係、税制を踏まえた方法や注意点など、現実の諸問題に根ざした新しい建築デザインの具体的な可能性については、まだほとんど触れられていません。その一方で、デザイン意識の高い建主は年々増えています。

建築業界はもともと、工務店、ハウスメーカー、建築設計事務所と区別がはっきりした縦割り業界だったのですが、もう一つ大きな縦割り分野が、建築業界の周辺にあり、これが「不動産業界」です。建築業界から見ると、不動産業界は近くて遠い存在です。そして建築業界と不動産業界には深い溝があります。
その溝を埋めることで、『土地と建築のつながり』を創ることにより生まれる可能性が無限に広がります。これは建築業界と不動産業界、それぞれを経験したからこそ実感していることです。


『くず不動産』は、買い主をサポートする街の不動産屋です。
そこにある価値や可能性を見つける不動産思考によって、素晴らしい建築や空間デザインを生み出すと共に、買い主にとっての一助になれば幸いです。





関連記事
  • 不動産取引とは

  • 三方良しの不動産業

この記事をシェア
一覧に戻る